報道資料

平成27年4月28日

消防庁

 

「石油コンビナート等の消火用屋外給水施設における合成樹脂配管の使用に関する検討会報告書」の公表

 

消防庁では、石油コンビナート地区の特定事業者に設置が義務付けられている消火用屋外給水施設において合成樹脂配管を使用する場合の課題と対策について、有識者による検討会を設置し、検討を行ってきました。

この度、検討会の報告書が取りまとめられましたので、公表します。

 

【検討の概要】

現在、石油コンビナート地区における消火用屋外給水施設の配管は、鋼製のものを原則地上に設置しなければならないとされています。

一方、合成樹脂配管は、耐腐食性や耐震性等が鋼管に比べ優れており、一般の消防用設備(屋外消火栓設備等)で活用されています。

石油コンビナートにおける消火用屋外給水施設の配管の更新や改修の増加が見込まれる中、これまで鋼製のものに限定されていた配管について、合成樹脂配管を使用する場合の課題と対策について検討しました。

 

【検討項目】

○ 消火用屋外給水施設に合成樹脂配管を使用する場合の課題等について

○ 合成樹脂配管の施工上の留意点について

○ 合成樹脂配管の定期点検について

 

【別添資料】

検討会及び報告書の概要は、別添のとおりです。

 

○ 石油コンビナート等の消火用屋外給水施設における合成樹脂配管の使用に関する検討会報告書

 

※ 消防庁では、本報告書を踏まえ、石油コンビナートにおける消火用屋外給水施設の配管に合成樹脂配管が使用できることを内容とする「石油コンビナート等における特定防災施設等及び防災組織等に関する省令(昭和51年自治省令第17)」等の改正を予定しています。

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