危険物の規制に関する規則(公布:昭和34929日総理府令第55)

【施行日】昭和6251日【改正省令】昭和62420日自治省令第16号 ⇒最終確認版へ

 

(側面枠及び防護枠)

第24条の3 令第15条第1項第7号の規定により、附属装置の損傷を防止するための装置は、次の各号に定めるところにより設けなければならない。ただし、被牽引自動車に固定された移動貯蔵タンクには、第1号に掲げる装置を設けないことができる。

一 移動貯蔵タンクの両側面の上部に設けるもの(以下「側面枠」という。)

イ 当該移動タンク貯蔵所の後部立面図において、当該側面枠の最外側と当該移動タンク貯蔵所の最外側とを結ぶ直線(以下「最外側線」という。)と地盤面とのなす角度が75度以上で、かつ、貯蔵最大数量の危険物を貯蔵した状態における当該移動タンク貯蔵所の重心点と当該側面枠の最外側とを結ぶ直線と当該重心点から最外側線におろした垂線とのなす角度が35度以上となるように設けること。

ロ 外部からの荷重に耐えるように作ること。

ハ 移動貯蔵タンクの両側面の上部の四隅に、それぞれ当該移動貯蔵タンクの前端又は後端から水平距離で1m以内の位置に設けること。

ニ 取付け箇所には、当該側面枠にかかる荷重によって移動貯蔵タンクが損傷しないように、当て板をすること。

二 附属装置の周囲に設けるもの(以下「防護枠」という。)

イ 厚さ2.3mm以上の鋼板で、通し板補強を行つた底部の幅が120mm以上の山形又はこれと同等以上の強度を有する構造に作ること。

ロ 頂部は、附属装置より50mm以上高くすること。ただし、当該高さを確保した場合と同等以上に附属装置を保護することができる措置を講じたときは、この限りでない。

追加:昭46自治令12(24条の3)、改正:62自治令16

 

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